読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

Yasuhabitat

ー自分に還るための場所ー

表現者への道

ことのはじまり

 

いろんな想いが溢れ、交錯しまくっていた去年の上半期。その中で下した決断が、大学院ではなくドイツに行く、というものだった。

 

その時点で、私の得たいものは大学院では得られないと直感で思ったから。でも、どこで手に入るのかは全く分からなかった。だからちゃんと向き合って考える時間が欲しくて、難民流入が激しいドイツなら何かヒントがあるかもって思って、ベルリンに外ごもりすることにした。あと、国境が国境としての意味(ボーダーコントロール)を持たないヨーロッパに住んでみたかったというのもある。

 

うっすらとその頃から、表現者(アーティスト=自分自身の生き方や経験、感じたこと、考えたことなどを何らかの形で表現し、誰かの人生の可能性を開く人)として生きたいという希望はあった。データや正論じゃなくて、人の心を震わせることで社会に変化を起こしたかったから。

 

実際にベルリンに来てみて 

 

移民がどうこうというより、みんな自分らしさのど真ん中を生きてる人ばっかりだと気づいた。画家、ミュージシャン、サッカー選手などなど日本じゃあまり出会わなかったタイプの人がいっぱい!そんな素敵な人ばかりに囲まれてると、やっぱり「できること」じゃなくて「したいこと」しようって気持ちが強くなって。それで表現することと向き合おうって。とりあえずやってみようってなった。

 

映画かも?

 

デンマークにフォルケホイスコーレと呼ばれる教育機関がある。別名「生のための学校」とか「大人の幼稚園」とも言われていて、教師と生徒が生活を共にし、対話を通じで学び合うことで人間性を高めていけるようなカリキュラムになっている。デンマークでは、高校から大学に進むまでの間(ギャップイヤー)やキャリアチェンジの前に今後の方向性を決めるために通う人が多いらしい。北欧の教育や社会にも興味があったし、学校に通うならフォルケホイスコーレの1校にしようと決めた(デンマーク内に全部で70校くらいある)。

 

学べる科目はアート、宗教、工芸、デザイン、食物、写真、ジャーナリズム、政治、スポーツ、演劇、心理、福祉など幅広く、その中の一つ「映画」が目にとまった。

 

脳裏にズートピアが浮かぶ。自分がうまく言葉にできなかった想いや世界観がとても分かりやすくストーリーとして表現されていて、さらに自分を肯定し背中まで押してくれるような作品だった。こんなに自分を登場人物(動物?)に重ね合わせて泣いた映画はなかった。

 

これかもしれない。なんとなく直感でそう思った。
映画の専門家になる、というよりは、映画という表現手段を持ったアーティストを目指したい。だから映画以外のことも続けていくと思うし、いつか私がアメリカで移民たちに気づかされたことを映画にしたい。

 

f:id:yasuhaohgi:20170330081144j:image

Personal Representation: What is important to you?

 

これは学校の応募書類の一つで、自分にとって大切なものをビジュアル(絵、写真、コラージュ、映画など)で表現すると?って課題。悩みまくった結果、経験してきた全てのことのおかげで今日の私があるというのをモザイクアートで表現してみた。使っているのは手元にあった2004年から2017年までの写真。自分で作っておきながら、本当にこれまでの過去の積み重ねで自分の肖像画が作れることに感動。