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Yasuhabitat

ー自分に還るための場所ー

All-One:マジックソープに込められた「世界はひとつ」の想い

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近所のドラッグストアで見かけて、日本でもコストコやロフトで見たことあるのを思い出した。テスターを使ってみたら結構好きかも?と思ったものの、ちょっとお高めだったので一旦保留にして、どんな商品なのかネットで詳しく調べてみることに(ドイツ語のパッケージを解読する力がないもので…汗)。

 

www.drbronner.jp

 

HPを見て知ったのだが、実は日本で愛用していたリップクリームがブロナー社のものだった。重めのテクスチャーが好きで、保湿力もあるのでお気に入りだった。こういった偶然に出くわすと、どうやら私と相性が良いらしいと勝手に解釈して喜んでしまう。

 

これ1本で18通りの使い方ができるらしい。旅行の時とか、すごく便利じゃん!と思った。しかもオイルでできている。さらに好きなラベンダーとシトラス系の匂いがある!ということで、迷った結果、春〜初夏っぽいシトラスオレンジをお買い上げ。

(BIO大国ドイツでまさかアメリカのBIO製品を買うことになるなんて…笑)

 

でも、このマジックソープ、実はドイツと縁があるようです。

 


Dr. Bronner's Magic Soap Documentary

 

ちょうどこの動画の内容を日本語にまとめてくれてるサイトがあったので紹介します。

 

エマニュアル・ブロナー博士は三世代前のおじいさんの頃(1848年)よりドイツで石鹸工場を経営するユダヤ系の豊かな家族でした。(現在はアメリカで博士の息子さんが継いでいますので5代目です。)

ブロナー博士は1908年にドイツで生まれます。子供の時より家業を手伝い、石鹸の知識を身につけていきました。(その後、自他共に認める石鹸博士となりました。)

博士は家族を残し、1929年にアメリカへ移住します。そしてウィスコンシン州ミルウォーキーで石鹸会社のコンサルティング業を始めました。その後、ドイツに残した博士の家族はナチの魔の手からの脱出の甲斐もなく、ホロコーストにより亡くなってしまいます。

家族の死は彼の生き方、考え方を変えるほどの衝撃でした。そしてアメリカで彼はその悲しみから自身の哲学を開花させ、(それはMORAL ABC(モラル・エービーシー)という。)その道徳を人々に説くようになりました。

これは今もマジックソープのパーケージに書かれているAll‐Oneの考え方です。すべてのもの、人や自然環境は一緒であるという考え方、人々はお互いを尊重し、助け合うことが大事だという考えです。

また宗教も基本はすべて同じであると説いています。この博士のモラル(道徳)のレクチャーを受けにきた人々は博士の作ったペパーミントリキッドソープのお土産を受け取りました。

そのソープが評判を呼び博士のレクチャーへ来た人々は、お土産のソープをもらうとレクチャーを聴かずに帰ってしまうという事態に発展していきました。

段々とソープ目当ての人が多くなると、博士は自分の伝えたいモラルを石鹸のパッケージにメッセージとして残し、印刷して伝えることに切り替えていきました。

博士のメッセージ入りの石鹸は1960年代後半に大ヒットとなり、カウンターカルチャーの影響を受けた若者たちを中心に(石鹸のパッケージは)バスルームで読むものと化し、インスパイアーされていきました。

マジックソープはブロナー博士のモラルに基づき、体にやさしく安心して使えるもの、そして顔、髪、体を洗うだけではなく服や食器、車も洗浄できるAll-Oneのケアー用品として今ももてはやされています。

引用元:http://josei-bigaku.jp/majikkusopu41726/

 

 

All-One、それはまさに、私がずっと考えてきたこと。

 「すべてのもの、人や自然環境は一緒」ということ。

移民受け入れの賛否の議論の中で気づいた、「賛成派も反対派も実は同じことを望んでいた」という気づき。そこから、人は表に出てくる意見は違えど、心の深いところでは一緒なんだって思うようになった。

そんな思いを「何にでも使える石鹸」という形で表現したブロナー博士。「石鹸を売るのではなく、哲学を売る」ことを信念にしていたそう。こんな生き方がしたいなと強く思った。

そして、「哲学を売る(広める)」手段は何だっていいのだとブロナー博士は背中で見せてくれた気がする。私は「映画」にその可能性を見出して、今一歩踏み入れようとしている最中だけれど、他にもできることがあるかも。自分がすでに持っている何かで表現できるのではないか、もう一度考えてみようと思う。