Yasuhabitat

ー自分に還るための場所ー

【立て直す力 Rising Strong】人は常に最善を尽くしているとしたら、自分は何をするだろうか?

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TEDの「傷つく心の力」のプレゼンを観て気になった、ブレネー・ブラウン氏の最新作『立て直す力』を早速Kindleにダウンロードして読み始めた。彼女は、人間の弱さと勇気、恥と信頼について研究しているヒューストン大学ソーシャルワーク大学院研究教授。

 

立て直す力 RISING STRONG 感情を自覚し、整理し、人生を変える3ステップ

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Rising Strong: How the Ability to Reset Transforms the Way We Live, Love, Parent, and Lead

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「うんうん」と頷きながら、他のことをそっちのけで読み切ってしまった。その中で一番心に刺さったことを紹介する。

 

「人は常に最善を尽くしている」

 正直、「そんな訳はない!」って思った。共感できるポイントばかりだったこの本の中で唯一「違う!」って思った。だって、そもそも自分が常に最善を尽くせているわけではないから。正直、疲れて手を抜くことだってあるし、後で振り返ってみてもうちょっと頑張れたんじゃないかって思うことばっかりだから。

 

でも、読み進めていくうちに、この考えが私を苦しめていたことにハッとした。

 

無意識のうちに、他の人に対しても「最善を尽くしていない」とジャッジしていたのだ。だから、誰かに対してイライラしたり、失望したりを繰り返してた。「他人は自分の鏡」とよく言われているように、自分の嫌な面を投影して誰かを嫌いになっているんだろうなってなんとなく気づいていたけど、どうしたら解決するのかわからなかった。

 

その解決策が「人は常に最善を尽くしている」(と仮定して考える)というもの。

 

目の前の相手の気に入らない行動も、全部彼らの「最善」。

自分の至らぬ点も、その時の自分の「最善」。

 

「最善」を尽くしている人に対して取れる行動は2つ。

・受け入れる、助ける:目の前の現実が「最善」ならば、他人に対してはもし自分にできることがあれば手を差し伸べる。

 

・諦める:目の前の現実が「最善」ならば、そしてそれを許容できないのであれば放っておくだけ。

 

「最善」を目の前にして、「相手を変える」という考えはないからだ。

 

一貫性のある自分でこのジャッジをするために、ちゃんと境界線を引いた方がいいとも書いてあった。それが常に自分を大切にするということに繋がるから。そして、相手に対して憤慨する代わりに共感さえできるようになるのだとも。

 

しばらくは自分に、「人は常に最善を尽くしている」と言い聞かせながら生活してみようと思う。