Yasuhabitat

Love the Life You Live, Live the Life You Love | 歩みたい人生を歩むための挑戦記 2017年8月よりデンマークのフォルケホイスコーレの1校であるEuropean Film Collegeにて映画製作を学んでいます

Week#1: 「対話」が散りばめられた空間と時間

フィルムスクール第1週目。

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(学内のシアター)

 

フォルケホイスコーレは時間にゆとりがあるスケジュールだと聞いていたが、実際には休む間もあまりないくらい行事がぎっしり。お陰で時差ボケも1日で治ってしまった。

 

今週は映画製作らしいことは特に何もなく、学校やクラスについてのガイダンス、クラスミーティング(15人の学生と1人の先生のグループでの話し合い)、エーベルトフトの市内散策、ビザ関係の手続き、ウエルカムパーティー、森を散策しながら原体験を語り繋ぐアクティビティーがあった。そして空き時間には自由参加の映画のスクリーニング(上映会)。

 

話には聞いていたけれど、本当に「対話」が大切にされているんだなーって実感。

 

円形にレイアウトされた外の椅子や、ダイニングホールを中心とする校舎のレイアウト(どこへ行くにもここを通る必要があるようになっている)からもそれは明らかだし、ダイニングホールにはいつでも飲み物が自由に飲めるようになっていたり、予定と予定の間には15分程度のなんとも中途半端な休憩時間がある。自然と対話が生まれるようにハード面でもソフト面でも工夫されているようだ。

 

もちろん、全ての学生(120人)が学内の寮に住んでいるし、先生方とその家族も学内のアパートのような家に住んでいる。先生の子供達は学内を走り回っていたり、抱っこしながら前で話している姿も見かけた。

 

中でももっともフォルケホイスコーレらしいなと思ったのは、朝5時に学校をバスで出発して日の出が拝める森へ向かい、そこでペアを組んでお互いの原体験を語り合うというアクティビティー。お互いに語り合えたところで、今度はペアの相手のストーリーを別の誰かに伝えていく。これはお互いを知るためだけでなく、映画製作において伝えたいことを伝えるための練習でもあるんだとか。2人で話していると会話のようにどんどん話が横に広がっていく。それをうまく纏め上げて「伝えたいこと」を伝えるにはどの情報にフォーカスし、どの順番で出すのかいいのか?

 

英語力不足もあってなかなか難しかったけど(深い話をするだけの語彙がなさすぎて、細かい感情の動きとか全然説明できなくてショック)、なんかこういう時間ていいなーって思った。

 

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(突如現れたポニー)

 

キャンパス内で随時発生するスモールトーク(世間話)はやっぱり苦手だし疲れちゃうけど、深い話は楽しい。ん?ということは、スモールトークを無理やり膨らませて深い話にしちゃえばいいのかも、なんて思ったり。

 

私は人に関心が持てないから、本音で話せる限られた友人以外とは社交を避けてしまうんだと思っていたけど、本当はそうじゃないのかもしれない。

 

初対面だったり、あまり知らない相手だったり、或いは大人数だったりすると根掘り葉掘り聞くことに抵抗があって、どうしても当たり障りのない会話になってしまうのが嫌なんだ。

 

面白いことに気づけた。実際のところ、人は根掘り葉堀り聞かれることにどれだけ抵抗があるんだろうか?

 

例えば街を歩いていていきなりそんな話をされたら戸惑ってしまうと思う。でも同じ学校の生徒だったり、なんらかの同じ集まりに参加している人から聞かれても、別に嫌な気はしないし、むしろ関心を持ってもらえて嬉しいと感じると思う。

 

これからはもうちょっと踏み込んだ話をしてみようかな。