Yasuhabitat

Love the Life You Live, Live the Life You Love | 歩みたい人生を歩むための挑戦記 2017年8月よりデンマークのフォルケホイスコーレの1校であるEuropean Film Collegeにて映画製作を学んでいます

Week#3: 授業開始ー編集漬けの日々の始まり

今週からいよいよ本格的な授業が始まった。

 

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 (Editing Suite [編集スタジオ] にて。今週末はここにずっと引きこもって作業していました。)

 

以前にも少し触れたが、この学校では5週間で一つのクラスが完結する。普通の大学とは違い、いくつかのクラスを並行して履修するのではなく、1つのクラス期間(5週間)は1つのクラスのみを履修するため、かなり集中して学ぶことになる。

 

Editing(編集) を選んだわけ

私は映画制作の経験が全くない。だから、あえて編集という映画制作においては最後の段階から学ぶことで全体像が掴めるんじゃないかなと思ったから。

実はEditing自体をやりたい(専門としたい)という気持ちはあまりない(のちにインディーズ映画を作る際には役に立つだろうなとは思っているが)。

 

そして決め手となったのが、コース紹介の時に先生が言っていた言葉。

 

This course is about both the "how" and the "why".
By the end of the course, you will be able to mold your own stories, making your own choices.

 

つまり、編集技術を学ぶというよりかは(それは実践しながら自分で身につけてというスタンス←ある意味スパルタ!笑)、伝えたいことを伝えるための選択のしかたを学ぶためのクラスという部分に惹かれたのだ。

 

今週の気づき&学び

  • 授業がめちゃくちゃ実践的。第1週目にして他のクラス(ドキュメンタリーと音響)のメンバーとコラボして90秒のショートフィルムを2本作る課題が出た。
  • 編集作業は割と好き。プログラム(Avid Media Composer)にまだ不慣れだけど、使ってるうちに覚えられそうな感じ。使い方は授業では教えてくれないから困ったらYouTubeで確認!確かにみんな基本的にPCには慣れているし、これで十分だなって思った。
  • 映画において一番大切なのは「感情」。
  • ただ、英語(外国語)だと感情へ直接届きにくい気がする。妙に冷静になってしまうというかあまり映画の世界に没頭できない。以前に「母国語が一番心に響く」という言葉を聞いたことがあるけど、まさにそんな感じ。こっちに来てから毎日のように(英語で)映画を観てるけど日本語で観てる時ほど感動しない(できない)のが残念に思う。だから英語を理解できるとしても日本語で観たい(字幕or吹替)って強く思う。また、映画や小説のように感情に訴える芸術分野の翻訳は、原語が分からない人のためのものだけじゃなくて原語を母国語としない全ての人のためのものなのかもしれない。
  • 「連続性」を意識する。究極の目的は、観客が映画の世界に入り込んでいる状態を「連続(keep)」させること。
  • 左から右に流れるように映像を作ると「自然」と感じる。文字を書くときの方向と一緒だから。
  • Overacting(やりすぎの演技)に注意。それを「隠す(カモフラージュする)」のも編集者の役割。
  • 目の動きに合わせてアングルを変えると自然に見える。
  • Some rules are made to be broken! (ルールは破られるためにある!)授業でいくつかの代表的な編集技法を紹介していたときの言葉。衝撃的だった。そっか、知らなきゃ破ることもできないもんね。
  • 正解がないって難しい。
  • 一度、簡単にでいいから映画学のセオリーを学びたい。
  • 「一人ひとりの生きたストーリーはきっと誰かのためになる」
  • 弱みを見せられる人は本当は強い人。

 

課外活動:Botanical Society(植物クラブ)

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北欧らしいことがしたいなーって思って、選んだのがこのクラブ。みんなで週1回、キノコや果物を取りに行く。特に今住んでいるところは自然が豊かだから歩いているだけでも癒される。

第1回目は近くの海辺へ海藻を取りに行った。

 

 

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めっちゃ田舎!笑

 

 

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途中にはこんな森があったり……。

 

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先生が道端にあったりんごの木から取ってくれた!笑

その場で自分が食べる分だけ取るのはOKらしい。

もぎたてのりんごは美味しかった!

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これも果物らしいけど名前は分からず。

さくらんぼのような見た目だけど、食感は柿に近い。

 

 

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歩くこと30分。

ついに海辺に到着!

この時点で夕方の6時くらい、気温は10度くらいだったんだけど、一緒に行った子の数人はなんと海にin。思ったほど寒くないよ、とのこと。

 

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 海辺には海藻がたくさん!その中になんとヒトデを見つけた!かわいい。

 

磯の香りがとても心地よく、美味しい海鮮物を思い出した。学校で出されるご飯はとてもおしゃれで美味しいけど、お刺身とか浜焼きとかが無性に食べたくなってしまった。

 

 

 

今抱えている一番の課題

 

それは「楽しむ」こと。

 

優しい人々と理想的な環境に恵まれてる。

なのにここでの生活を「楽しめない」自分。

 

分かってはいたことだけど、ほとんどの人は映画や表現することが大好きでここに来ていると思う。楽しくて仕方がないって感じ。好きなことを好きなだけ追求できるこの環境下で彼らはとってもキラキラしている。

 

一方、私は確かに映画に魅力や可能性を感じている。でも表現すること自体に対して依然苦手意識が強いし、どこか自分には手の届かないもの(憧れ)のような感じ。そして、表現することは今までずっと避けてきたことでもある。みんなと同じようにできないことで揶揄われたり、傷つきたくなかったから。

 

だから壁に何度もぶつかるだろうな、ってことくらい、入学前から分かっていたこと。この壁を超えない限り、どこへも行けないのは分かっている。だから敢えてここに来た。

 

でもね、何をするにもやっぱり怖くて。頭では「それでもやるしかない」って分かっていても、心がついていかない。みんなが「楽しい」って気持ちでいるときに、一人で怯えている(そして「怖い」ということすら言えない)のがしんどい。結局、「楽しいフリ」「大丈夫なフリ」をしてごまかしてしまう。本当に楽しそうな同級生達を見ていると「怖い」なんて感情は理解されないだろうな、って思ってしまう。うーむ。「分かる」と「できる」は違う、という言葉が頭の中をぐるぐるしている。