Yasuhabitat

Love the Life You Live, Live the Life You Love | 歩みたい人生を歩むための挑戦記

【Documentary Project】暗闇から見た一筋の光

思っていたのとは違った学校生活に意義を感じられなくなって、辞めようかなーっと考え始めていた去年の10月。 

一番楽しみにしていたDocumentary Projectの詳細が発表になった。

 

学校のサポート(ドキュメンタリーの先生との1対1のセッション、制作資金、外部講師の編集指導、機材提供[デンマーク国内のみ])を得ながら10分のドキュメンタリーを制作するというプロジェクトだ。サポートの関係上、選考を経て選ばれた14人のみが実際に撮影、編集に進めるというもの。

 

久しぶりにワクワクした。そうだ、私はドキュメンタリーを作るためにここに来たんだと初心を思い出した。

 

それと同時に少しがっかりもした。

私は学校に「安心して自分を表現できる環境」を求めていた。実際の社会の厳しさを知っているが故に、そこで表現者として生きていく前に自信をつけるための「守られた場」が欲しかったのだ。だからフォルケホイスコーレを選んだ。

でもね、実際私が目にしたのは「小さな競争社会」だった。このプロジェクトの詳細が分かる少し前からインディーズ・プロジェクト(フィクション)も動いていたのだけれど、こちらも選考があるので、みんなが「選ばれるために(気に入られるために)」という視点でものごとを考えているのが伝わってきたし、選ばれなかったらどうしようという不安感も漂っていた。そしてDocumentary Projectにも選考があるのが気がかりだった。

 

どちらのプロジェクトにしても実際に社会に出て制作するときのプロセスに近いので、卒業後にこういった経験は役に立つと思う。でも、やっぱりのびのびと安心して学べる環境が欲しいという気持ちは簡単に諦めきれるものでもない。

 

でもこのとき既に、安心できる環境をこの学校に期待しなくなっていた。正直、これ以上期待を裏切られて悲しい思いをしたくないという自己防衛だけど。

 

でも一旦気持ちを切り替えて、とりあえずこのDocumentary Projectに向けて12月まで頑張ってみようって思った。ある意味、落ちるところまで落ちて吹っ切れたんだと思う。ダメだったらその時はやめてもいいやって思って。